オーディオマスタリング

オーディオマスタリングは、音楽のプロダクションプロセスの最終段階に当たります。ミキシングされたソースから、最終的にはデータとして音楽を記録メディアに転送する作業です。エンジニアにとっては、「感性」や「天賦の才能」といった、知識や経験では何ともしがたい部分が必要とされる難しい仕事です。
 
当然ながら、エンジニアには良い耳が要求されます。イコライザー、コンプレッサーなどを使用してまとまりのある作品を作る。曲順や曲間の長さの設定。IDなどのデータ書き込みが主な作業になります。
 

マスタリングのプロセス

マスタリングを行うためには、しっかりと作業が行われたミックスが必要です。これがなくては作業が始まりません。ミキシングでは1曲の中でトラックごとのバランスや音色を決定します。アルバムであれば少なくても数曲はあるでしょう。
 
マスタリングのプロセスでは、ミキシングの段階で見逃されたごく小さなノイズ、マスタリングに入ってからブーストすることにより発生したノイズなどをカットすることができます。
 
また、マスタリングでは主に、ひとつの音源としてまとめるための編集作業をすることになります。曲順や曲間の長さの設定、フェードイン・フェードアウトなどの調整が行われます。
 
最終的にできあがる音源がレコードの場合には、ダイナミックレンジの削減などの作業を行う必要があります。メディアにより利用することが可能なレンジ幅には違いがあるためです。
 
CDが最終的な音源となる場合は、ディスクをナビゲーションするためにIDや販売用のコードを挿入します。また、コピー防止の策を施す場合もあります。
 
  1. レコーディングされたオーディオトラックをDAWに転送する
  2. それぞれのトラックを曲順通りに配置する(曲順決定)
  3. 曲間の長さを決定する
  4. 音質を最適化するためのイコライザー処理
  5. マスターフォーマットへの転送作業


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